永田さんは「漫画」という道が社会生活を送ることができない家業であるため非常に精神的に弱すぎるままに生きていけすぎているのかもしれない、と感じた。

別に、幸せじゃなくてもいいと思う。

不幸でも、不幸という現象に過ぎないのだし、もがいてうまくいかないならもがかないでみてはどうだろうか?

永田さんの漫画を読むと、同じことにつまづき続け、何も学んでいないようにしか見えない。
むしろ、何も学ばなくても「生きていけてしまっている」現状に目を向ければ、彼女の葛藤に別の道が見えてくるように思う。

最近平積みされている本なども「共感」がテーマのものが非常に目立つが、そんなに「拒絶されている」と感じる人が多いのかと驚かされる。

共感も幸せも、人と人との関係の中で生まれるものだが、なぜ「対・人」ばかりで人生を決めてしまうのか。


あなたがどんなに辛く苦しくても、今日も外では虫は空を飛び雨は降り春には花が咲く。人間しか生きていない・人間しかこの世に存在していないと思い込んでいるから苦しいんではないか。
批判ではなくて、彼女の漫画が面白いからこそ、私はそう思う。

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